入院日記?

2008年7月17日
歩けるようなので、本当なら帰りたかったらしいけど、親指の根元が複雑骨折で、手術して、鉄板?針金?を入れないといけないらしく、激しく動かしたりしちゃいけないし、無理しそうなので・・・という理由で強制入院。

足は10針縫って、後は擦り傷。

見ていると痛々しくもあり、首から下が服以外は包帯だらけなので、なんとなく笑える。(鬼)

電話がかかってくるたびに
「事故りましたー」
と丁寧に説明してるけど、言わんでいいちゅーに。

普通に
「入院してます」
でよかろーもん。

「どうして?」
と、聞かれてから答えるようにと教えたけど、ダメだ・・・。(涙)

お見舞いに来る人全員に

「いい歳してー」とか
「馬鹿ばい」とか
散々言われているので、もう本人も充分わかっているだろうから、私は言わない。

でも、お見舞いに行ったとき、屋上のベンチに寝転がって、空をぼーーーーーーーーーっと見ている殿を見つけた時、おもわず

「生きててくれてありがとう」
って思った。

本当に世話のやける奴だ。

「あー、1ヶ月くらい入院せなんげなー。健康っていいねぇー。酒は飲めるし、暴れられるし・・・。」

なんて、ちょっとしょんぼりしているから、なんとなくかわいそうにも見えてくる。

被害者なので、ほとんどが保証してもらえるようなので、大丈夫そうなんだけど
「今月受けてた仕事を、他に割り振って、他の人に迷惑をかけるなぁ・・・」
とも、自分の大切さも少しこれでわかった様子。

もう、これで少しはハチャメチャっぷりが治まってくれる事を願う(笑)

こんなでも中々神経は細かいので、環境が変わって、眠れなかったり、ご飯が食べれなかったりといろいろと大変そう。

そんな殿の為に、美味しいケーキ屋さんのプリンと、特上のお寿司(スーパーのだけど)を差し入れした。

「あー、あんまり食べたくないなー。」

と言ったので、屋上のベンチに座り、自分で食べようとしていると、
「お、これが旨そう」
と横から覗いては、「あーん」と口をあける。
お前は、ひな鳥かっ!!(笑)
美味しいトコだけ持って行きやがった。

まぁ、食欲無いって言っても食べてくれたからいいか(笑)

今日はお昼から、手術をすることになったようです。


暫くは仕事が終わって即効で、病院へお見舞い・・・の日々になるでしょうが、何処で何をしでかすのかとヒヤヒヤするよりは、居場所がわかっていて、これはこれで安心だな・・と思っている所です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

初日に病院に駆けつけた時、みんなが帰った後に二人で話しをした時、開口一番に
「ごめん。誕生日のお祝い一緒にしてやれんくなったねー。プレゼントも一緒に買いに行こうって思いよったとに」
と、まず最初に私の事を思ってくれたのには、さすがに涙が出ました。

暫くはこの言葉をかみ締めていたいと思ってます。

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