足りないもの

2008年5月2日
水曜日、とりあえず急ぎの仕事も無いので帰り支度をして、帰ろうとした。

今なら、6時半の特急に間に合う時間だ。

すると、
「るる!ちょっとまて。まだ帰っちゃいかーん。請求書出してー。」
と帰ってきたばかりの課長につかまった。

私の帰り支度がもう少し早かったら、私は駅から会社に戻ってこなければいけなかった可能性大。
パソコンの電源も落としてしまっていた。
がーーん。

「それって、前からわかってたんなら、電話1本いれていて欲しかったです。」
と一言文句を言った。

もともと、課長は定時後、帰ろうとする私をひっ捕まえては、急な仕事を頼んでくる。

しかも、前々からそれをしなくてはいけないのはわかっている事だから、腹がたつ。
なぜ時間中に言ってくれないのかって。
こっちだって、定時後の予定があったりして、朝から仕事の分配を考えて仕事してるんだ。

で、木曜日(昨日)の出来事・・・。

昨日は、電車に間に合わなかったので、車での通勤だった。
車の時は、駅近くのコインパーキングに車を止める。
帰る時に課長に
「今日は何もないですか?」
と確認して会社を出た。
パーキングまで歩いて行き、小銭が無かったので、近くの薬局で買い物をしていた時、課長から電話がかかってきた。

「今取引先から電話があって、昨日の請求書の金額を変更してくれってことだから、今から請求書を出しなおすから、電話でレクチャーしてくれ」
と言われ、どうせ今日は車だし、まだ近くにいるし・・と思って、会社に戻ることにした。

会社の事務所に着いた私を見るなり課長は
「45万円にしてくれってさ」
と、いう。

え?何が45万なのか?
何処が45万なのか?
しかも、昨日作った請求書の金額は45万円だったはず・・。

「税込みで45万円ってことですか?状況がつかめないんですけど・・・」

結局、昨日出した請求書は本来48万円で作らなきゃいけなかったのを、45万円で出していた(課長のミス)
でも、取引先は45万円で申請してしまったから、45万円の請求書が新たに欲しいという内容らしい。

「・・・・。45万円の請求書はだから昨日作ってますやん。」
「でも、先方が再度出して欲しいって・・・。」

今まで、昨日提出している請求書が45万って知らなかったのに、どうしてそういい切れるのだ?あ?

まぁ、せっかく戻って来たことだし、別に請求書1通出すのにさほど時間もかからない。
請求書を再発行する。

「あと、48万円の請求書も作ってくれ」

ええ、48万円で請求しなきゃいけないのなら、当然ですわねー。
それを出してくれなら、納得いく。
まぁ、いいさ、1通も2通もそう変わらんし。
でも、2重請求になるのでは???

「2重請求になるんですけど、どうしましょうか?」

「金額だけ訂正してもう一度出せばいいやろ」

・・・会社の印鑑を押した請求書をそんなに簡単に金額訂正してそのままでいいのか?
マイナス伝票を入れなきゃいけないんじゃないのか?

・・まぁ、言われるままに処理。

「郵送せなんけん、切手ある?」
「ああ、ありますよ」
と切手を渡す。

請求書を渡すたび、切手を渡すたびに、「ありがとう」と課長は言う。

それは当たり前の行為です。

で、
「もう、他に何もないですか?私帰りますけど」

「ああ、何もない。おつかれ。」

と課長が私に言い放った時にに、事務所に着いてからずーっと思っていた事を、口にした。

「課長。なんか言葉が足りなくないですか?」

「あ?」

私の怒った口調で、暫く考えて

「ああ、わざわざ済まなかったね。ありがとう」

とやっと口にした。

本気で思っていなくても、この言葉は相手に対する礼儀だし、相手のモチベーションというか、気持ちも違うと思う。
私も感謝されたくて、やっているのではない。
仕事だから。
しかも、今日のはいつものと違って突発的な事で課長も困っているだろうと思っての行動だった。

なんとなく、私の気持ちを踏みにじられたようなそんな気持ちで仕事をしていたんだ。

で、私が要求しなきゃ、労いの言葉も無いのか!
当たり前なのか?
当たり前でも、それくらい言うだろーが!



ヤツに人間としての大事なは何かが足りないと思う。

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