46年間
2007年12月7日最近、仕事が終わった後、「いろんなルートを歩いて駅まで行く」という事が楽しい。
昨日は、専務に
「一番早く集荷にくるポストに、投函しといて」
と郵便を預かったので、街中にある集配センターの郵便局まで歩くことにした。
投函を済ませ、駅まで歩いている途中、青の回転灯がチカチカしているのを発見!
そう、私の働いている街で、
「ここのラーメンは食べておかなきゃいけない。歴史なんだから。」
と、人から勧められたラーメン屋さんの
「今日はお店、開けとるばい」
のサインなのです。
不定休なので、開いてるのを見つけるのはなかなか難しい・・なんて、麺仲間でもちょっと噂になっているのです。
戦後間もない食堂のような造りのお店の扉を開けると、笑顔のステキなおばちゃんが、カウンターの椅子にちょこんと座って、テレビを見ていた。
女性(って言っていい?)が一人で、このお店に訪れると言う事があまりないのか、おばちゃんは
「きょとん」
としながらも
「いらっしゃい」
とやさしく声をかけてくれた。
ラーメンを作ってくれる間に、最近は街は人が減ってしまったとか、世間話をする。
「おまたせ」
と出てきたラーメンは、程よく白く、ラードもさほど乗っかっていない、王道のラーメンが出てきた。
そう!みなさんトンコツラーメンって、ギトギト油で、ドロドロしてて・・・なんて思っているのなら、大間違いです。
最近はそんなラーメンが多くなってきましたけど、基本のトンコツというのは、ケモノ臭さが少しあって、あっさりとまるい少し黄色っぽい白のスープが基本です。
あんな、スープ全部を飲み干したら、病気になりそうなスープはトンコツと呼んではいけません。
そして、麺は黄色く中太のストレートの柔らかい麺なんです。
あまりにも、トンコツラーメンが世間でいろんな方向に進みすぎているような気がします。
そして、ラーメンの発祥の地のラーメンと、博多や長浜のラーメンとも随分違います。
・・・とラーメンを語ってしまいましたが・・・(笑)
ラーメンを食べながらも、おばちゃんと話をする。
おばちゃんが、ラーメンを作り始めて46年になる事。
来年は80歳になるし、そろそろお店をたたもうと考えている事。
ひ孫さんが3人いて、ひ孫の成長が楽しみでしょうがない事。
来年のお正月も、みんなが集まるから、おばちゃん一人で料理を作って大変だけど、それがとっても楽しみな事。
おなかもほっこり、気持ちもほっこりとしたいい時間を過ごすことが出来ました。
私が通う地元のおでん屋さんもそうだけど、戦後ずーっとがんばってきたお店がこうやって、ひとつひとつ消えていくという事は、なんとも寂しいです。
毎日じゃなくても、夜遅くまでじゃなくても、このままがんばって続けてもらいたいなー。
なんて思いながら、「また来ます!」と言ってお店を後にしたのでした。
昨日は、専務に
「一番早く集荷にくるポストに、投函しといて」
と郵便を預かったので、街中にある集配センターの郵便局まで歩くことにした。
投函を済ませ、駅まで歩いている途中、青の回転灯がチカチカしているのを発見!
そう、私の働いている街で、
「ここのラーメンは食べておかなきゃいけない。歴史なんだから。」
と、人から勧められたラーメン屋さんの
「今日はお店、開けとるばい」
のサインなのです。
不定休なので、開いてるのを見つけるのはなかなか難しい・・なんて、麺仲間でもちょっと噂になっているのです。
戦後間もない食堂のような造りのお店の扉を開けると、笑顔のステキなおばちゃんが、カウンターの椅子にちょこんと座って、テレビを見ていた。
女性(って言っていい?)が一人で、このお店に訪れると言う事があまりないのか、おばちゃんは
「きょとん」
としながらも
「いらっしゃい」
とやさしく声をかけてくれた。
ラーメンを作ってくれる間に、最近は街は人が減ってしまったとか、世間話をする。
「おまたせ」
と出てきたラーメンは、程よく白く、ラードもさほど乗っかっていない、王道のラーメンが出てきた。
そう!みなさんトンコツラーメンって、ギトギト油で、ドロドロしてて・・・なんて思っているのなら、大間違いです。
最近はそんなラーメンが多くなってきましたけど、基本のトンコツというのは、ケモノ臭さが少しあって、あっさりとまるい少し黄色っぽい白のスープが基本です。
あんな、スープ全部を飲み干したら、病気になりそうなスープはトンコツと呼んではいけません。
そして、麺は黄色く中太のストレートの柔らかい麺なんです。
あまりにも、トンコツラーメンが世間でいろんな方向に進みすぎているような気がします。
そして、ラーメンの発祥の地のラーメンと、博多や長浜のラーメンとも随分違います。
・・・とラーメンを語ってしまいましたが・・・(笑)
ラーメンを食べながらも、おばちゃんと話をする。
おばちゃんが、ラーメンを作り始めて46年になる事。
来年は80歳になるし、そろそろお店をたたもうと考えている事。
ひ孫さんが3人いて、ひ孫の成長が楽しみでしょうがない事。
来年のお正月も、みんなが集まるから、おばちゃん一人で料理を作って大変だけど、それがとっても楽しみな事。
おなかもほっこり、気持ちもほっこりとしたいい時間を過ごすことが出来ました。
私が通う地元のおでん屋さんもそうだけど、戦後ずーっとがんばってきたお店がこうやって、ひとつひとつ消えていくという事は、なんとも寂しいです。
毎日じゃなくても、夜遅くまでじゃなくても、このままがんばって続けてもらいたいなー。
なんて思いながら、「また来ます!」と言ってお店を後にしたのでした。
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