おバカ

酔っ払ったしんちゃんが
「今から、○×軒にラーメン食べにいくー」
と言う事を聞かない。

言い出したら、人の言う事を聞かない、脳内未成年（推定7歳）

「もう、この時間やっけん、お店閉まってるっちゃない？」

「いーや。行く！連れてって？ダメ？」

今日はとことんどんな事にも付き合おうと腹をくくる。

実は、この○×軒。
休日の昼間は行列が出来てしまうくらいの、超人気店。

私も随分昔に行った事があるけれど、味もそんなに美味しいと思わなかったし、一番気に入らなかったのは、この店の大将の客を客と思わない態度。
むすっ！としてラーメンを作り、お客さんにニコリともしない。
トイレの場所を聞いた時、あっちとも言わずにアゴで指されたという思い出がある。
それ以来行っていない。

しんちゃんもその昔、並んでその店に入って、カウンターに座って、前の人の丼がそのままだったので、片付けやすいようにとカウンターに上げたら、
「いらんこと、触るな！」
と怒られた思い出があるらしい。

「だっけんさ、今度は食べる前に丼をそのまま引っくり返してやるっちゃん。るるちゃんは隣でおろおろして、喧嘩になりそうになったら『もー、やめてぇーーー』って止めに入らないかんばい」

と、演技指導（笑）

どうせ行ってもそこまで出来ないと思うけど・・（笑）

・・・いや、しんちゃんならやりかねんかも。

車を走らせお店の前に着くとお店は真っ暗で閉まっていた。

そりゃ、深夜12時まわってるんだもん。（しかも日曜）

「えーーーーー。しまっとるやん。よし！火炎瓶つくろ！！投げるばい」

・・・それは犯罪です。しかも、火炎瓶て。

「嫌よ。私の車じゃない時にして」←なんか違うって！

と、結局何も無く（あったら怖いよ）帰ってきました。


こんな風に文章にすると、なんか逝ってる感じなんですが（いや逝ってますって）こんな時にこんな風になるしんちゃんをかわいく思ってしまうのです。（え？私が一番逝ってるかも：笑）

まぁ、だいの大人が本当にするわけないけどさ（笑）