さようなら

2005年12月3日
お昼にだーりんと待ち合わせ。

2人で熊本に行った。

私がまだ持っているアパートの鍵を返す為に。

本当は一人で行こうと思ってたんだけど、結構ためらっていた。

そんな話をしたら

「るるが嫌じゃなかったら、俺ついて行こうか?」

と言ってくれた。

きっと一人で行ったら、部屋に入ってしまいそうだし、部屋の前で固まってそうな気がしていた。

別れたとはいえ、ほぼ3年、週末はここで過ごしたんだ・・・とか思ってしまうんだろう。

ダーリンは今までの事なんてあまり聞きたくない、話さなくていいといっていたくらいだから、一緒にアパートの前まで行くのだって、本当は気が進まなかったろうなぁ、と思う。

車をアパートの前に停め、

「俺はココで待ってるから」

とだーりん。

私は封筒に入れた鍵をポストの中に入れた。

車に戻って

「おつかれさま」

と微笑んだダーリンの顔を今でも忘れられない。


私はイバラの道かもしれないこの人を選んだんだ。

それでもいいって思って選んだんだ。

この人は、私が欲しかったものを沢山私に注いでくれる。

ひとつの除いては。

車を発進させる時、心の中で「ばいばい」とアパートに言った。

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