お弁当

2005年2月13日 趣味
車を運転したくない私の為に、わざわざJRで私の地元まで来てくれる事になった。

本来ならば、温泉に行く予定だったけれど、まぁ、いろいろと理由がありまして・・。

で、前日の電話で

「10:30には出るようにするけん」

とこうちゃん。

それなら、私の地元でランチだな、バレンタイン前だし、誕生日前だし、こりゃ私がフンパツするかぁー、とか思っていたら、何の音沙汰もなし。

「家出る時に、電話するけん」

と言っておきながら、10時半を過ぎている。

こりゃー寝坊したなぁ・・と思い電話するとすっごく不機嫌な声で

「寝坊した。遅くなる。」

これだけ。

声からすると、昼は確実に過ぎるなぁ・・・と思い、実家で昼ご飯を食べる(薄情)

食べ終わって、部屋に戻ると

「1時半頃に、○○駅に着く電車に乗った」

と言う。

えーーーーーー。それって、実家から結構遠いじゃないのさ。

どっちかっていうと、こうちゃんとこと、私のところの中間地点じゃーん。

車あんまり運転したくないって言ってるじゃーん。

と思いながらも、駅まで車を走らせる。

時間より少し送れて駅に着き、電話で知らせる。

向こうから、袋を抱えて歩いて来た。

「なん?その大きな袋?」

こうちゃんが、車の扉を開けるなり聞く。

「・・弁当・・・」

と小さい声で答えるこうちゃん。

あぁぁ、なるほど。

寝坊したのは確かだけど、お弁当を作る為に早起きするはずが、そこまで早く起きれなくって、それでもお弁当作って来てくれたのね。

いままで、イライラしてた自分を反省。

髪をセットする暇もなかったらしく、くしゃくしゃの髪を隠すために、ニット帽をカブっている。

しかも、サラダ油臭いし(笑)

「こうちゃん、油臭いよ(笑)」

「俺もさ、電車乗っとる時に気づいたった。隣の人どげん思いよっただろうか?」

「さぁ〜(笑)」

2人で、公園の展望台に登り、「卵焼き甘いー」とぶぅぶぅ文句を言いながらお弁当を食べた。

こうちゃんの優しさがとっても嬉しかった。

ありがとう。

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