地元から海沿いに車で約1時間半くらいの場所に、道端でドラム缶を半分に切ってそこで、木をガンガンに燃やし、その上に網を置いて牡蠣を焼いて食べれる所がある。

と、言うよりも確か「牡蠣焼き街道」とかって名前がついてたと思う。

まぁそれだけ、何処ででもやっているのだ。

5年前までは、牡蠣のシーズンになると必ず行っていた。

大きな透明のポリ袋に20粒以上入っているのに、1000円。

もちろん天然もの、養殖ものがある。

場所代はただ。(焼き代200円という所もある)

軍手と金属の棒またはフォーク、あとトングを貸してくれる。

大きな網に牡蠣を並べて、牡蠣が口を空けたら、金属の棒でこじ開けて、そのまま、またはレモンなどの柑橘系をかけて食べる。

磯の香りと、ミルキーな味が口いっぱいに広がって・・・・。

あぁぁ、考えただけでもよだれが出そう(笑)

牡蠣の他に、その土地で有名な渡り蟹やハマグリ、海老などいろんな海鮮を焼いて食べる。

だいたい1袋で満足する。

モクモク煙に半分燻されている状態なんだけど、やっぱり自分で焼いて自分の好きなスタイルで食べれる牡蠣がすんげー美味しい。

ビール片手にいい気持ちになりながら、ぼけーっと焼けるのを待って、焼けたら

「あちち」

っていいながら手にとり、こじ開けて、そのままツルンと食べる。

最高なのだ。

でも、5年前の冬、食べ過ぎちゃったのが悪いのか、食い意地がはって間違って、牡蠣に混ざってた違う貝まで食べちゃったのが悪いのか、見事にあたった。

もう、トイレの前に住まなきゃいられないくらい。

実はトイレに一番近い部屋に布団を強いて眠っていたけど(笑)

牡蠣にあたるとすごいとは聞いていたけど、あんなにすごいとは・・・。

今まで生きてきた中で、盲腸の時よりも痛かったかもしれない。

しかも吐き気もするし。

 

(余談)

その時、かかりつけのじじぃの病院に助けを求めたけど、じじぃはヤブなので(笑)牡蠣にあたったと言う私の話は聞いてくれず、「牡蠣は美味いもんなぁ〜。アー食べたい。」とだけ言われ、食中りの薬と注射されたのだった。
 


それ以来、生牡蠣、焼牡蠣、牡蠣フライ。

ぜーんぶ、1粒か2粒で我慢している。

それ以上食べるたら、またあの思いをしなきゃいけないと思うと自然とブレーキがかかっていた。

でも、最近なんだか大丈夫そうな気がする(あくまでも気持ち)

この季節、久しぶりに行ってみようとかと思っている。

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