某飲み屋で焼き鳥やおでんを食し、そろそろ帰ろうと思った時、扉の向こうから、店の中をのぞきこむ男が一人・・・。

「きゃーーーーーーーー。ときちゃん!!」

抱擁。

隣にいたみやさんと戯れている。

なんとなーく、酔っ払い。

被害仲間に入りたくなかったので、こっそり帰ろうとすると、腕をつかまれて、いすに座らされた。

長くなるよー。明日も仕事なんだよぅー。

そーっと様子を伺って、こっそりかばんを持って扉に向かう。

またつかまる(涙)

そんなこんなしてたら、ときちゃんの方が帰って行った。

ほっとしたけど、なによー。

帰るだけなら、私を引き止めるなーーーー。

帰る道筋、歩道をよたよたと歩く、見覚えのある男を発見!!

「ときちゃん!なんしよるとよ。車に乗りーよ」

「あ・・・、るるさん。」

とよたよたしながら、勢い良く車に乗ってくる。

「ときちゃん(自分で言うな)さっきの店でいっぱいいっぱいやったー。飲み代にお金全部使ったけん、歩いて帰ろうとおもいよったっちゃん。助かったーー」

とへろへろながらに、話す。

「送っていくけん、家どの辺?最近引っ越したっちゃろ?」

「○木・・・・・・・・・・・・・・」

車を発進させると、

「の元パチンコ屋の解体をしよるっちゃん」

「へ?家が○木じゃないと??」

「家???どこやったっけわからん。気持ち悪くなってきたー」

と私の肩にもたれてくる・・。

今車の中で眠られると、帰れなくなってしまう恐怖と、肩にゲロを履かれたらどーしよう・・・という恐怖。

「ときちゃーん、起きてー。気持ちわるい?車止めようか?」

「ん?だいじょうぶ。るるさんやさしいねー。ときちゃん(自分で言うな)歩いて帰ろうと思ってたっちゃん」

それは、もう聞いた。家のありかを教えろ!!

「家どこなん?」

「今の現場ねー、歩いていけるっちゃん!」

ああ、やっぱり○木なのね・・・。

で、現場の前に到着。

「ここからどっちよ?」

「おえ、気持ちわるー。ずーっとまっすぐ行ってねー、信号二つ越える」

おお、そうか。

ん????

二つも越えたら、隣の隣の町じゃん!!

「どこさー?」

「ん?ここどこ?」

「駅の近く。」

「こっから歩いて帰る。ありがとう。るるさん気をつけてね」

と千鳥足で帰って行った。

何とか無事でよかったよー。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索