後悔
2004年5月20日この前の日曜日に、まこっちゃん所で飲んでた話は書きましたが・・・・。
福山が来る間(といっても呼んだわけではない、奴が勝手に来た。)に、まこっちゃんと話し込んだ。
もちろん結婚の事。
実は、私が結婚できなくなった理由はまこっちゃんとの出会いにあるのかも?とか、勝手に思ったりしたこともある。
まこっちゃんと知り合ったのは、いきつけのイタリアンのお店。
12月の半ば頃、「クリスマスパーティー」が開かれた。
その時、お店でマネージャーをしてたくにねーさんが紹介してくれたのが、まこっちゃん。
なんで紹介してくれたかと言うと、まこっちゃん所では、月に1度、飲み会がある。
ただの飲み会とは違って、地元のオーナーや外国語教師、いろんな分野の人達が集まる。
近況を話したり情報交換をしたり、知識を高めようという場。
営業という仕事をしているし、いろいろとマルチに働いている私の話を聞いて、是非と思ってくれたらしい。
地元から離れた所で仕事をしていた私は、地元に戻って、一緒に食事をしたり、飲みに行く人があまりいなかったし、人脈が広がるというのがとてもうれしかったのを覚えている。
平日は家と会社の往復かもしくは、当時付き合っていた彼氏とデートするかしかなかった私は、毎晩のように、まこっちゃんの所で知り合った人達と、食事をしたり、飲みに出かけた。
しかも当時の彼は3交代の仕事をしていたので、夜会いたくても会えない事のほうが多かったので、寂しさを誤魔化すのにもちょうどよかった。
でも、次第にそれが楽しくなって、彼氏とのデートをキャンセルしてまで飲みに行く事が多くなって行った。
だんだん自分から、離れて行く私を「一人占めしたい」と、当時彼氏は言ってたっけなぁー。
多分あの頃から、私の人生の歯車は狂っていったんだと思う。
彼氏からプロポーズされても、それより毎日が楽しかった。
時間めいいっぱい仕事して、それから飲みに行って・・・・そんな毎日。
結婚したら、それが無くなるんだと思うと、結婚なんて考えたくなかった。
逆にその世界に彼も巻き込もうとしたけど、そんな生活を彼が受け入れるわけもなく・・・・
「しばらく距離をおこう。自信が無くなった。」
そう言われた。
でも、私はそんなの平気だった。
だって、毎日が楽しかった。それだけでよかった。
「距離を置こう」
と言われた寂しさも、毎日の楽しい事でかき消した。
今思えば、あの時気かつかなければいけなかった。
しばらく経ったある日、彼からメールが来た。
「元気にしてますか?」
あれがラストチャンスだったのかもしれない。
自分の意地と、楽しい事を無くす恐怖とで、返事をすることが出来なかった。
それから、1ヶ月後
「好きな人が出来た。黙って別れようとも思ったけど、それじゃぁズルイと思って・・・。」
そう、電話で告げられた。
彼が私以外の人を好きになるなんて、思ってもみなかった。
ショックで体がバラバラになりそう・・・生まれて初めての経験。
それから、いろんな事を試した。
いろんな事でがんばった。
でも、彼の心を取り戻す事なんてできなかった。
自分がこんなに彼を好きだったって事に初めて気づいた。
でも、もう遅い。
別れた後も、彼がいつか帰ってきてくれると思っていた。
寂しさを紛らす為に、新しい彼氏を作った。
でも、彼と同じタイプの人だと長く続かない。
それからまたすぐに、彼氏を作った。
今度の彼氏はまったく正反対の性格の人。
自分に
「この人が好きなんだ」
と言い聞かせて、付き合った。
楽しかった、前の彼なんて忘れてしまうくらいに楽しかった。
前の彼氏と一緒に居ては出来なかった経験。楽しい仲間。無茶をする生活。
そして、別れて1年後、訳あって、前彼と会う事があった。
なんだか、前彼がちっぽけに見えた。
と、言うよりも、自分でそう言い聞かせた。
ちゃんと彼氏が居ながら、前彼の姿をどこかで追っていた私。
私の中に残っている前彼を「切り捨てなきゃ」と思って、強がった。
ずーっと、ずーっと心のどこかで好きなのに。
日記の中でも強がってみせた。
そしてそれから暫くして、前彼は私の後に付き合った彼女と結婚した・・・・。
その話を聞いた時も、過去の事だと自分に言い聞かせながらも、ひどく落ち込んだ。
そして、あの時、まこっちゃんに会わなければ、きっと私は今ごろ結婚して、普通に生活をして、普通の幸せな家庭を築こうとしていただろう。きっとなんて思った。
「まこっちゃんに会ってなかったら、私きっと今ごろ結婚してたよー」
決してまこっちゃんのせいでは無い。
自分が選んだ事なんだから。
そんな風に思いながらも、ふざけてまこっちゃんに言う。
「俺ってるるの人生を変えたのかぁ」
とまこっちゃんも言う。
「あの時は、『平凡な毎日なんていらない』って思ってたからさ、でもそんな風に思った自分に後悔してたりしてるから、なかなか踏ん切りがつかないよ。前のパターンとまるっきり正反対の条件だしさー」
と言った私に
「自分のやった事を後悔するのは大事だけど、それは自分で決めた事。今更悔やんでもしょうがない。人間長く生きていけば、もっともっと後悔が増えてくるし、もちろん楽しい事も、うれしい事も増える。それに負けずに、乗り越えて生きていくから楽しいんだろ?後悔でひっかかっててどうするよ?」
とまこっちゃん。
「人生は前にしか進まないもんねー。そうだった。」
「なぁー。今からをがんばるしかないのさ。一生の内に後悔の数をふやさやないようにさ」
今の私にはすごく、痛い言葉であり、ありがたい言葉であり、まこっちゃんと出会った事を後悔するのをやめようと思った言葉だった。
そして、今の自分とちゃんと前向きに付き合っていこうと思った。
で、たとえ前彼を忘れる為に付き合い出した人かもしれないけど、心のどこかにいるけれど、こうちゃんを好きだと思う気持ちは変わらないし、変えないし、自分に言い訳なんてしないぞ、とも思った。
でも、結婚とそれは別ね・・・。
まだ答えを出すのには時間がかかりそうです(汗
後悔しない為にもね(笑)
福山が来る間(といっても呼んだわけではない、奴が勝手に来た。)に、まこっちゃんと話し込んだ。
もちろん結婚の事。
実は、私が結婚できなくなった理由はまこっちゃんとの出会いにあるのかも?とか、勝手に思ったりしたこともある。
まこっちゃんと知り合ったのは、いきつけのイタリアンのお店。
12月の半ば頃、「クリスマスパーティー」が開かれた。
その時、お店でマネージャーをしてたくにねーさんが紹介してくれたのが、まこっちゃん。
なんで紹介してくれたかと言うと、まこっちゃん所では、月に1度、飲み会がある。
ただの飲み会とは違って、地元のオーナーや外国語教師、いろんな分野の人達が集まる。
近況を話したり情報交換をしたり、知識を高めようという場。
営業という仕事をしているし、いろいろとマルチに働いている私の話を聞いて、是非と思ってくれたらしい。
地元から離れた所で仕事をしていた私は、地元に戻って、一緒に食事をしたり、飲みに行く人があまりいなかったし、人脈が広がるというのがとてもうれしかったのを覚えている。
平日は家と会社の往復かもしくは、当時付き合っていた彼氏とデートするかしかなかった私は、毎晩のように、まこっちゃんの所で知り合った人達と、食事をしたり、飲みに出かけた。
しかも当時の彼は3交代の仕事をしていたので、夜会いたくても会えない事のほうが多かったので、寂しさを誤魔化すのにもちょうどよかった。
でも、次第にそれが楽しくなって、彼氏とのデートをキャンセルしてまで飲みに行く事が多くなって行った。
だんだん自分から、離れて行く私を「一人占めしたい」と、当時彼氏は言ってたっけなぁー。
多分あの頃から、私の人生の歯車は狂っていったんだと思う。
彼氏からプロポーズされても、それより毎日が楽しかった。
時間めいいっぱい仕事して、それから飲みに行って・・・・そんな毎日。
結婚したら、それが無くなるんだと思うと、結婚なんて考えたくなかった。
逆にその世界に彼も巻き込もうとしたけど、そんな生活を彼が受け入れるわけもなく・・・・
「しばらく距離をおこう。自信が無くなった。」
そう言われた。
でも、私はそんなの平気だった。
だって、毎日が楽しかった。それだけでよかった。
「距離を置こう」
と言われた寂しさも、毎日の楽しい事でかき消した。
今思えば、あの時気かつかなければいけなかった。
しばらく経ったある日、彼からメールが来た。
「元気にしてますか?」
あれがラストチャンスだったのかもしれない。
自分の意地と、楽しい事を無くす恐怖とで、返事をすることが出来なかった。
それから、1ヶ月後
「好きな人が出来た。黙って別れようとも思ったけど、それじゃぁズルイと思って・・・。」
そう、電話で告げられた。
彼が私以外の人を好きになるなんて、思ってもみなかった。
ショックで体がバラバラになりそう・・・生まれて初めての経験。
それから、いろんな事を試した。
いろんな事でがんばった。
でも、彼の心を取り戻す事なんてできなかった。
自分がこんなに彼を好きだったって事に初めて気づいた。
でも、もう遅い。
別れた後も、彼がいつか帰ってきてくれると思っていた。
寂しさを紛らす為に、新しい彼氏を作った。
でも、彼と同じタイプの人だと長く続かない。
それからまたすぐに、彼氏を作った。
今度の彼氏はまったく正反対の性格の人。
自分に
「この人が好きなんだ」
と言い聞かせて、付き合った。
楽しかった、前の彼なんて忘れてしまうくらいに楽しかった。
前の彼氏と一緒に居ては出来なかった経験。楽しい仲間。無茶をする生活。
そして、別れて1年後、訳あって、前彼と会う事があった。
なんだか、前彼がちっぽけに見えた。
と、言うよりも、自分でそう言い聞かせた。
ちゃんと彼氏が居ながら、前彼の姿をどこかで追っていた私。
私の中に残っている前彼を「切り捨てなきゃ」と思って、強がった。
ずーっと、ずーっと心のどこかで好きなのに。
日記の中でも強がってみせた。
そしてそれから暫くして、前彼は私の後に付き合った彼女と結婚した・・・・。
その話を聞いた時も、過去の事だと自分に言い聞かせながらも、ひどく落ち込んだ。
そして、あの時、まこっちゃんに会わなければ、きっと私は今ごろ結婚して、普通に生活をして、普通の幸せな家庭を築こうとしていただろう。きっとなんて思った。
「まこっちゃんに会ってなかったら、私きっと今ごろ結婚してたよー」
決してまこっちゃんのせいでは無い。
自分が選んだ事なんだから。
そんな風に思いながらも、ふざけてまこっちゃんに言う。
「俺ってるるの人生を変えたのかぁ」
とまこっちゃんも言う。
「あの時は、『平凡な毎日なんていらない』って思ってたからさ、でもそんな風に思った自分に後悔してたりしてるから、なかなか踏ん切りがつかないよ。前のパターンとまるっきり正反対の条件だしさー」
と言った私に
「自分のやった事を後悔するのは大事だけど、それは自分で決めた事。今更悔やんでもしょうがない。人間長く生きていけば、もっともっと後悔が増えてくるし、もちろん楽しい事も、うれしい事も増える。それに負けずに、乗り越えて生きていくから楽しいんだろ?後悔でひっかかっててどうするよ?」
とまこっちゃん。
「人生は前にしか進まないもんねー。そうだった。」
「なぁー。今からをがんばるしかないのさ。一生の内に後悔の数をふやさやないようにさ」
今の私にはすごく、痛い言葉であり、ありがたい言葉であり、まこっちゃんと出会った事を後悔するのをやめようと思った言葉だった。
そして、今の自分とちゃんと前向きに付き合っていこうと思った。
で、たとえ前彼を忘れる為に付き合い出した人かもしれないけど、心のどこかにいるけれど、こうちゃんを好きだと思う気持ちは変わらないし、変えないし、自分に言い訳なんてしないぞ、とも思った。
でも、結婚とそれは別ね・・・。
まだ答えを出すのには時間がかかりそうです(汗
後悔しない為にもね(笑)
コメント