オカマさんに奪われた唇

最近ちょくちょく1人で飲みに行くようになったお店。

常連さんの中に「ましゅー」と言う、40代後半のオカマさんがいる。

とは言っても、見た目はフツー。

最初隣に座った時は、どっかの会社の中間管理職なおじさまだと思っていた。

だんだん話しをいていると、小指は立っているし、しなるし・・・。

まさか？？？？と思っていたら、すんなり

「私はオカマみたいだけど、そんなフリしてるだけだからねん」

とカミングアウト。

いや、その喋り方、しなり方はそーなんじゃ？？？

「一応、結婚して、子供だってこさえたことあるのよん！」

と言っていた。

ば、ば、バイセクシャル？？

でもでも、女性のお客さんは目のカタキにしてるし、

「きぃぃぃぃぃっ！あんな女のどこがいいのよん！」

と良く、お気に入りの男の人が連れてくる女の人をけちょんけちょんにこき下ろす。

そんな中、私だけは、お店に入ると

「きゃーーーー、るるちゃーーーーーん。こっちよーーーー。こっちこっちぃー」

と隣に座らせてくれる。

で、カラオケ歌ったり、おしゃべりしたり。

かなり楽しい時間を過ごしている。

で、この日も2人かなり酔っ払っていた。

「あたし、女はあまり好きじゃないけど、るるちゃんは特別よーん」

「いやーん。わたしもましゅーだいすき♪」

と2人でふざけていました。

飲んだ時はこんな感じの事が多いんだけど（安心できる人限定）

私がトイレに立った時に、ましゅーとすれ違った。

「るるちゃーん」

「まっしゅー」

と2人で抱擁。

ほっぺに「ちゅーーーーーー」ってされた。

で、二度目。

唇うばわれますた（涙）

「あたし、るるちゃんとだったら、男になれるかもよーーーん」

オカマに好かれた私って・・・・・・・・・（泣）