大喧嘩
2003年11月9日土曜日やっとの思いで仕事を終らせ、会社を出たのが10時半。
このまま高速とばしても、11時半だなぁ。
と思いながら、こうちゃんに電話する。
「たかしが来てるぞー」
こうちゃんの幼馴染みもたかし君。
こいつには気を使ったりしなくていいので、仕事で疲れてても、別に大丈夫。
ばんばん高速を飛ばして、コンビニでビールを買って、アパートの下に着いた。
大荷物(こうちゃんの1週間分の食材)を取りに来てもらって、車を駐車場へ止めに行く。
「駐車場までチャリで迎えにいくけん」
とこうちゃん。
年甲斐もなく、チャリで2人乗り。
途中、コンビニでタバコを買ってアパートへ歩いて行く時に
「あのね、たかしだけじゃなくって、もう一人増えた」
と言い出すこうちゃん。
「ん?はる君?みきよちゃん?(たかし君の彼女)ヤマダ君?」
思いつく人の名前を全部だす。
「いや、るるはまだ会ったことのない女の人」
「へ?」
いろんな事が頭を駆け巡って、最終的に出た言葉が
「今の時間に女の人が独身男のアパートにくるんかい(ちょっと怒)」だった。
「たかしに電話があってさ、流れでそうなった」
「私が来るって知ってるんでしょ?」
たかしくんならわかる。こうちゃんの幼馴染みだし、私も別に気を使う必要はないから。
でも、初対面の人というのは、私でもかなりの気力が必要だ。
仕事でへとへとで、1週間に1度の大事な休み。
しかも、明日はこうちゃんも休みだから、どっかに出かけようと思っていたのに、これから宴会が始まるならきっと朝になってしまう。
私は疲れにここへきたんじゃない。癒されに来たのに。
どうして、こうちゃんは断ってくれなかったんだろう?
ぐるぐるとそんな事が頭の中を駆け巡った。
おなかだってぺこぺこだ。
「私疲れてるし、来た人に嫌な思いさせてしまうかもしれないから、しお(親友)の家に行くよ。明日電話して」
怒らないで伝えられる精一杯の返事だった。
「おまえが来んなら話にならんやろーが」
「私はいま、おなかはぺこぺこで、お風呂も入りたいし、仕事でくたくたなの。初対面の人に使う気力は持ってない。それにどうして、今頃言うの。決まった時に連絡してくれれば、いいやん。私が行かないって言うのがわかってて、今言うんでしょ。ずるい。」
と言って、また駐車場へと歩き出した。
しおが家にいるのかどうかなんて知らない。
でも、今こうちゃんのアパートには行きたくない。
「ごめん、お願いやっけん、一緒に帰ろう」
そう言われても今の私には余裕がなかった。
「勝手にしろ!」
とアパートへ向かってチャリをこいでこうちゃんは帰って行く。
私は歩きながら、
「言い過ぎたなぁ、こうちゃんにだって付き合いがあるしなぁ。ここで引き返してくれたら、アパートへ一緒に行こう」
なんて思ってたけど、引き返してくれることもなく、無事に駐車場へ着いてしまった。
とりあえず、しおへ電話すると、肝心のしおはSCOOPのライブの為に、上京中・・・・。
「とりあえずさぁ、言いたいことちゃんと言って、仲直りしたほうがいいよ」
としお。
しおと話している途中で、こうちゃんとたかし君からキャッチが入る。
電話が終って、こうちゃんに電話すると、たかし君がでた。
そのとき、私の中で怒りが爆発!!
「こうちゃんに代わって」
とすぐ代わってもらう。
「もしもーし」
「ふざけるな!」
「は?」
「なんでたかし君が出るんよ。何考えよるとよ。しかもたかし君に電話までさせて。
私が怒ってるとかたかし君に伝えたっちゃろ?そんな事言われたら、アパートに行こうって思いよっても行けんくなるやんかっ!」
「ごめん、今どこにおると?帰ってこいやん。唐揚揚がってるぞ」
「あほか!ふざけるな。それに、その唐揚はこうちゃんと一緒に食べようと思って買った唐揚じゃい。誰かわからん女の為に買ったんじゃない。(すっげー心が狭い)」
こんなやり取りが続いて、いったん電話を切った。
い、いかん。おなかが空いてるのもあって、怒りが収まらない。
仲直りしなきゃと思ったのに・・・・。(涙)
深呼吸を3回して、たばこを1本吸って、もう一度電話する。
「ごめん、俺が悪かった。」
「今駐車場におる。でも10分経ったら、駐車場を出ます。」
とだけ言って電話を切った。
2分もしないうちにこうちゃんが、駐車場に到着。
車の中で
「アパートへ帰るけど、いい顔はできんよ。すっげー嫌な女になって、その女の子の事イビルかもしれんよ。だいたい、こんな時間に来るなんて非常識やん。常識が無い女が一番嫌い。」
と伝えた。
「わかった。俺がなんとかするけん。お前は自分のいいようにやってくれ」
と言うことで仲良く(?)アパートへ戻った。
アパートの扉を開けて目に入ったのは、ぐちゃぐちゃになった靴達。
人の家にお邪魔するんだったら、靴くらい揃えて入れよ(心の中の、小姑の叫び)
とか思いながら、部屋へ。
「るる〜おそいじゃないか〜。」
とハイテンションなおとうさん口調のたかし君に怒られる。
「こんばんわー」
目を合わせないで会釈。
「ちょっと風呂に入る!!」
と会話もせずに風呂へ。
風呂から上がって、パジャマに着替えてビール片手に座る。
台所でつまみの用意をしているこうちゃん。
で私の前でいちゃつくカップルが一組・・・・・。
たかし君の彼女はみきよちゃんのはず。
私は、ちゃんと人に気を使う事の出来る、みきよちゃんが大好き。
こんな非常識な女にたかし君をあげてたまるかっ!!
小姑るるさんの「いびり」がはじまった。
「あらー、ごめんねー。たかし君。いっつもビールのお土産とかいいとにー。」
もちろん、後から来た彼女は手ぶらで来ているのを知ってのこと。
「もうねー、今仕事が忙しくってさー、1週間に1回の大事な休みなんよー。今日だって、さっきまで仕事してて、くたくたのペコペコさー」
なのに彼女はマイペース。
こうちゃんの作ったつまみを、私が食べないうちにバクバク食べていく。
しかも自分の事を自分の名前で呼ぶ女。
「くみねー、〜なのー」
おい!20代後半の女がそれでいいのか?
結局、奴らが帰ったのは朝の6時。
散らかったままのテーブルをそのままにして、眠りそうになっているこうちゃんがいる。
「ぷち」
また切れた。
「いいかげんにしーよ。片付け手伝おうって気はないんかい!自分だけさっさと眠ろうとしやがって」
「もういいやん。起きてからで。」
「ぶちぶち」
もっと切れた。
「ぱちーーーーーーーーーん」
寝ているこうちゃんの後頭部を平手打ち。
洗物を終えて、着替えて、こうちゃんのアパートを飛び出した。
眠っているこうちゃんが追っかけてくれるわけもなく(涙)睡眠の方が大事なこうちゃんに腹が立つ。
でも、今車を運転するわけにもいかない(飲酒運転)
しぶしぶ、アパートに戻って、眠る。
目が覚めた時に時間を見ると、1時半・・・・。
眠っている途中、何度も目が覚めてちっとも熟睡できていない自分と、今更どっかに出かける時間がない事なんかを考えたら涙が出てきた。
ついでに、隣でいびきをかいて眠っているこうちゃんに、再び怒りが込み上げてくる。
「ばちぃーーーーーーーーーーん」
背中を思いっきり叩いた。
慌てて起きるこうちゃん。
寝起きに機嫌の悪いこうちゃんと喧嘩。
今回もこうちゃんが折れて終了。
暫らく喧嘩はもういいや。
このまま高速とばしても、11時半だなぁ。
と思いながら、こうちゃんに電話する。
「たかしが来てるぞー」
こうちゃんの幼馴染みもたかし君。
こいつには気を使ったりしなくていいので、仕事で疲れてても、別に大丈夫。
ばんばん高速を飛ばして、コンビニでビールを買って、アパートの下に着いた。
大荷物(こうちゃんの1週間分の食材)を取りに来てもらって、車を駐車場へ止めに行く。
「駐車場までチャリで迎えにいくけん」
とこうちゃん。
年甲斐もなく、チャリで2人乗り。
途中、コンビニでタバコを買ってアパートへ歩いて行く時に
「あのね、たかしだけじゃなくって、もう一人増えた」
と言い出すこうちゃん。
「ん?はる君?みきよちゃん?(たかし君の彼女)ヤマダ君?」
思いつく人の名前を全部だす。
「いや、るるはまだ会ったことのない女の人」
「へ?」
いろんな事が頭を駆け巡って、最終的に出た言葉が
「今の時間に女の人が独身男のアパートにくるんかい(ちょっと怒)」だった。
「たかしに電話があってさ、流れでそうなった」
「私が来るって知ってるんでしょ?」
たかしくんならわかる。こうちゃんの幼馴染みだし、私も別に気を使う必要はないから。
でも、初対面の人というのは、私でもかなりの気力が必要だ。
仕事でへとへとで、1週間に1度の大事な休み。
しかも、明日はこうちゃんも休みだから、どっかに出かけようと思っていたのに、これから宴会が始まるならきっと朝になってしまう。
私は疲れにここへきたんじゃない。癒されに来たのに。
どうして、こうちゃんは断ってくれなかったんだろう?
ぐるぐるとそんな事が頭の中を駆け巡った。
おなかだってぺこぺこだ。
「私疲れてるし、来た人に嫌な思いさせてしまうかもしれないから、しお(親友)の家に行くよ。明日電話して」
怒らないで伝えられる精一杯の返事だった。
「おまえが来んなら話にならんやろーが」
「私はいま、おなかはぺこぺこで、お風呂も入りたいし、仕事でくたくたなの。初対面の人に使う気力は持ってない。それにどうして、今頃言うの。決まった時に連絡してくれれば、いいやん。私が行かないって言うのがわかってて、今言うんでしょ。ずるい。」
と言って、また駐車場へと歩き出した。
しおが家にいるのかどうかなんて知らない。
でも、今こうちゃんのアパートには行きたくない。
「ごめん、お願いやっけん、一緒に帰ろう」
そう言われても今の私には余裕がなかった。
「勝手にしろ!」
とアパートへ向かってチャリをこいでこうちゃんは帰って行く。
私は歩きながら、
「言い過ぎたなぁ、こうちゃんにだって付き合いがあるしなぁ。ここで引き返してくれたら、アパートへ一緒に行こう」
なんて思ってたけど、引き返してくれることもなく、無事に駐車場へ着いてしまった。
とりあえず、しおへ電話すると、肝心のしおはSCOOPのライブの為に、上京中・・・・。
「とりあえずさぁ、言いたいことちゃんと言って、仲直りしたほうがいいよ」
としお。
しおと話している途中で、こうちゃんとたかし君からキャッチが入る。
電話が終って、こうちゃんに電話すると、たかし君がでた。
そのとき、私の中で怒りが爆発!!
「こうちゃんに代わって」
とすぐ代わってもらう。
「もしもーし」
「ふざけるな!」
「は?」
「なんでたかし君が出るんよ。何考えよるとよ。しかもたかし君に電話までさせて。
私が怒ってるとかたかし君に伝えたっちゃろ?そんな事言われたら、アパートに行こうって思いよっても行けんくなるやんかっ!」
「ごめん、今どこにおると?帰ってこいやん。唐揚揚がってるぞ」
「あほか!ふざけるな。それに、その唐揚はこうちゃんと一緒に食べようと思って買った唐揚じゃい。誰かわからん女の為に買ったんじゃない。(すっげー心が狭い)」
こんなやり取りが続いて、いったん電話を切った。
い、いかん。おなかが空いてるのもあって、怒りが収まらない。
仲直りしなきゃと思ったのに・・・・。(涙)
深呼吸を3回して、たばこを1本吸って、もう一度電話する。
「ごめん、俺が悪かった。」
「今駐車場におる。でも10分経ったら、駐車場を出ます。」
とだけ言って電話を切った。
2分もしないうちにこうちゃんが、駐車場に到着。
車の中で
「アパートへ帰るけど、いい顔はできんよ。すっげー嫌な女になって、その女の子の事イビルかもしれんよ。だいたい、こんな時間に来るなんて非常識やん。常識が無い女が一番嫌い。」
と伝えた。
「わかった。俺がなんとかするけん。お前は自分のいいようにやってくれ」
と言うことで仲良く(?)アパートへ戻った。
アパートの扉を開けて目に入ったのは、ぐちゃぐちゃになった靴達。
人の家にお邪魔するんだったら、靴くらい揃えて入れよ(心の中の、小姑の叫び)
とか思いながら、部屋へ。
「るる〜おそいじゃないか〜。」
とハイテンションなおとうさん口調のたかし君に怒られる。
「こんばんわー」
目を合わせないで会釈。
「ちょっと風呂に入る!!」
と会話もせずに風呂へ。
風呂から上がって、パジャマに着替えてビール片手に座る。
台所でつまみの用意をしているこうちゃん。
で私の前でいちゃつくカップルが一組・・・・・。
たかし君の彼女はみきよちゃんのはず。
私は、ちゃんと人に気を使う事の出来る、みきよちゃんが大好き。
こんな非常識な女にたかし君をあげてたまるかっ!!
小姑るるさんの「いびり」がはじまった。
「あらー、ごめんねー。たかし君。いっつもビールのお土産とかいいとにー。」
もちろん、後から来た彼女は手ぶらで来ているのを知ってのこと。
「もうねー、今仕事が忙しくってさー、1週間に1回の大事な休みなんよー。今日だって、さっきまで仕事してて、くたくたのペコペコさー」
なのに彼女はマイペース。
こうちゃんの作ったつまみを、私が食べないうちにバクバク食べていく。
しかも自分の事を自分の名前で呼ぶ女。
「くみねー、〜なのー」
おい!20代後半の女がそれでいいのか?
結局、奴らが帰ったのは朝の6時。
散らかったままのテーブルをそのままにして、眠りそうになっているこうちゃんがいる。
「ぷち」
また切れた。
「いいかげんにしーよ。片付け手伝おうって気はないんかい!自分だけさっさと眠ろうとしやがって」
「もういいやん。起きてからで。」
「ぶちぶち」
もっと切れた。
「ぱちーーーーーーーーーん」
寝ているこうちゃんの後頭部を平手打ち。
洗物を終えて、着替えて、こうちゃんのアパートを飛び出した。
眠っているこうちゃんが追っかけてくれるわけもなく(涙)睡眠の方が大事なこうちゃんに腹が立つ。
でも、今車を運転するわけにもいかない(飲酒運転)
しぶしぶ、アパートに戻って、眠る。
目が覚めた時に時間を見ると、1時半・・・・。
眠っている途中、何度も目が覚めてちっとも熟睡できていない自分と、今更どっかに出かける時間がない事なんかを考えたら涙が出てきた。
ついでに、隣でいびきをかいて眠っているこうちゃんに、再び怒りが込み上げてくる。
「ばちぃーーーーーーーーーーん」
背中を思いっきり叩いた。
慌てて起きるこうちゃん。
寝起きに機嫌の悪いこうちゃんと喧嘩。
今回もこうちゃんが折れて終了。
暫らく喧嘩はもういいや。
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