親の前でへこたれている姿を見せたくはないけれど、一緒に生活していると、やっぱりわかってしまうのかなー?


休日出勤中の私の携帯が鳴った。

とーさまの携帯からでした。

「もしもし、るる。今日あんたの会社のお店に貢献したけんね。お昼時やけど、御飯ちゃんと食べたね?」

とかーさま。

電話がかかってくる1時間前に、ちょっといざこざがあって、落ち込んでいた私。

かーさま達の顔が見たくなって、お店の駐車場まですっ飛んでいった。

とーさまとかーさまの顔を見るとなんだか涙が出た。

「うぇ・・。一緒に帰りたいよー。」

「なーんばいいよるとね、御飯は?一緒に行こうか?」

本当は一緒に行きたかったのだけれど、ちゃんとタイムカードを押して仕事をしているし、いざこざがあった後だから、普段と違うことをしたら、また突っ込みが入るだろうと思い

「今はちょっと外せないっちゃん」

と返すのが精一杯だった。

涙がぽろぽろと止まらなくなった。

「なーんね。あんたらしくないねー。ほらがんばらんと。じゃぁ、いつもよりなんか良いもの食べんね」

とかーさまがお金をくれた。


30過ぎた、それもちゃんと仕事をしている娘にここまでする親は甘いのだろうなぁー、甘えてはいけないなぁーなんて思って、断ったけど、


「いいたい、ちゃんと御飯食べなんよ。今日も遅い?なるだけ早く帰ってこんねよ」

と言って、ドライブへと出かけていった。


しばらく涙が止まらなかった。

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