ありがとう

2003年7月26日
超大作書いて、レスもたくさんしたのに、消えたよ。

あー、もう、書きこんどきゃよかったよ。

1時間以上かけてかいたのにぃー(怒)

ちゅーことで、もうあんなに長い文章書けないかもしれないけど、思い出しながら書く(笑)


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今日、昔アルバイトしてた、ガソリンスタンドへガソリンを入れに行った。

給油中に、久々に所長に会った。

所長が

「るるちゃーん、なかじーに会ったよーーー。こっちに帰って来とるらしいやん」

と。

あーん、思い出しちゃったよ。

そう、5年前のちょうど今日、私は7年半付き合った彼氏(なかじー)をふった。

なかじーとは、アルバイトをしていたときの仲間というのが、きっかけで付き合い出した。


新しい彼、たかちゃんと、1ヶ月の間二股をかけての結果だった。

1歳年下のなかじーと6歳年下のたかちゃん。

なんでか選んだのはたかちゃんだった。

なかじーは3人兄弟の真中。おにーちゃんと妹。

お父さんは彼が中学生のときに、ガンで他界。

それからお母さんは彼らを女手ひとつで育ててきた。

お父さんが残した、多額の借金返済の為に、お母さんは自分で事業を始め、それで3人を養ってきた。

3人とも私立の学校を出て、不自由のない暮らしをしていた。

7年半も付き合っていたのだから、結婚という二文字を意識しないわけがない。

最初、私たちの交際に大反対だった、とーさまも、7年半も付き合っていくうちに、彼を認めてくれていたし、かーさまは、彼の事がお気に入りだった。

周りも私達も当然結婚するとばかり思っていたのに、私の心変わり。

でも、これには理由があった。

結婚という言葉がいろんな所から出てくるようになった頃、彼のお母さんも事業がうまくいかなくなった。

お母さんは多額の借金をして事業を立て直した。


その借金は、3人に兄弟にもふりかかり、彼もその借金の片棒を担いでいた。


そして、彼に言われた一言


「借金を返し終わるまでの3年、結婚を待ってほしい」

7年半も付き合って、あと3年も待つの?

私30歳になっちゃうよー。

心の中でそう思った。

どうして、

「一緒にがんばってほしい」

って言ってくれないの?

そんな思いから、私の気持ちは彼から離れていった。

今思えば、それが彼のプライドでもあり、彼なりの筋だったのだろうし、やさしさでもあったのかもしれない。

それからまもなく、たかちゃんと知り合い、私は、1ヶ月悩んだ末に、たかちゃんを選んだ。


それから1年後、彼は、3年かかる返済を1年で返し、お母さんの事業もうまく行き、当時付き合っていた彼女と結婚したと、風の噂で聞いた。


そして、奥さんの実家の家業を手伝う為に、町を出てしまったと。。


現在彼は2児の父親として、立派にがんばっているらしい。


そして、この町に家族と一緒に帰って来たんだそうだ。


7年半の間どこへ行くのも一緒だった私達は、行きつけのお店が一緒だったりする。

おかげで私は、行くところ、行くところで、彼の話ばかりを聞かされる(苦笑)


私と付き合っていた頃には、あんなに嫌がっていた、営業の仕事を今やっているという。

一家の主ともなると、やっぱり変わるもんだなぁーなんて思いながら、話を聞いている。


彼はまだ結婚していない私のことを気にかけていてくれるのか、周りの人から、

「最近どうしてるのか心配してたよー」

というありがたい言葉をいただく。


そして、今日スタンドの所長の一言。


「俺が待っとけっていったとに、まっとかんやったけんやん」って言いよったけど、るるちゃん、本当に好かれてたとやねー。


余計なお世話じゃい!と思ったけど、給油が終わって、スタンドを出た瞬間になんだか、甘酸っぱいような、ほろ苦いような気持ちになり、涙が出た。

待てという言葉を信用できず、彼を裏切った私。

そんなにひどい女のことを、本気で好きでいてくれた。

もう、すでに過去のことなんだけど、その当時、いや、今でもそんな風に言ってくれるなかじーに、なんだか「ありがとう」という言葉を伝えたくなった。

同じ町に住んでるんだから、きっとどっかで、ばったりと会ってしまうんだろうけど、そのときには、笑顔で

「元気やった?」

って言えたらいいなと思う。

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