眠れない夜
2003年7月5日ここ、2.3日課長と行動を共にしている。
私が入社したての頃の、スラリと痩せて、きりりとした顔の面影なんかない、ギラギラのでぶっちょの横顔を見て、ふと昔を思い出した。
私はコイツのせいで、悔しくて眠れない夜を過ごしたことがある。
それは、11年も前のことだ。
入社して、課長の下で仕事をしていた私。
仕事、飲み会を通じて、課長に恋心を抱いていた。
「飯食いに行こう!!」
といわれれば、どこにでも着いて行ったし、課長と一緒にいる時間がとても大事だった。
当時彼氏がいたにもかかわらず、明るく、バリバリに仕事をこなし、少し強引な彼の事が大好きだった。
土日の休日がとても嫌で、毎日仕事に行く事が大好きだった。
もちろん、課長に会う為。
課長が仕事で外出して、会社に戻ってこない日なんて、会社にいてもおもしろくなかった。
課長のお母様は、長い入院生活、お父様は2年前に他界。
課長は一人暮らし同然だった。
食事の栄養を心配してみたり、体の事を心配してみたり・・・。
行動派?の私は、「好き」とまでは言わないものの、社内の人全員がわかる程のアピールをしていた。
課長もそれをわかっていただろうし、課長も自分にとても好感を持ってくれていた・・と思っていた。
しかし、ある日突然、同期のちーちゃんに
「私たち付き合っているの」
と告白された。
ちーちゃんは私の課長への気持ちを知っていた。
そして課長も私の気持ちを知っていると思っていたし、
「社内恋愛はしない」
と言っていた課長の言葉を信じていた私は、かなりのショックだった。
もし、社内恋愛をするんだったら、私とだと思い込んでいたからだ。
しかも、自分の中には、「結婚退職までの道のり」というあらすじまでができていた。
私の気持ちを知っている二人。
私の近い存在だった2人が付き合っている。
私は2人に騙されたような気持ちだった。
まだまだ子供だった私は、それから、ちーちゃんと言葉を交わすことがなくなった。
課長とも、言葉を交わすこともなくなった。
そして、毎日悔しくて、悔しくて、泣いて眠れない夜を過ごした。
ちょうどその頃、出向の話が出て、私は逃げるように、出向先へ行った。
それから、2人は1年もしないうちに結婚が決まり、ちーちゃんは私の思い描いていた、「結婚退職」そして今現在。
課長とちーちゃんの間には、2人のかわいい女の子がいる。
2人が結婚して、また私は課長と仕事をするようになったのだけど、その後は今のような状態。
もちろん、奥さんのちーちゃんよりも私の方が、課長といる時間も長いし、きっとこの10年あまりの間に、ちーちゃんは、はらはらした事も、やきもきした事も、何度もあるに違いない。
仕事上の意見の相違で喧嘩することもあるし、いままで日記にも書いたように、馬鹿な事もやる。
仕事上の相談や、課長一人でかかえきれない大きな話は私に話してくれる。
今は、愛とか恋とかをはるかに超えた存在。
親族に近いだろうなぁ。
多分前にも書いたと思うけど、私は、この人と結婚しなくて良かったと思う。
いろんな仕事を経験できたし、仕事や人に対する考えた方が、あの頃に比べたらはるかに大人になれた。
それに、専業主婦のガラでもないし(笑)
そう思いながら、あの悔しくて眠れなかった夜の事を思いだしたのでした。
私が入社したての頃の、スラリと痩せて、きりりとした顔の面影なんかない、ギラギラのでぶっちょの横顔を見て、ふと昔を思い出した。
私はコイツのせいで、悔しくて眠れない夜を過ごしたことがある。
それは、11年も前のことだ。
入社して、課長の下で仕事をしていた私。
仕事、飲み会を通じて、課長に恋心を抱いていた。
「飯食いに行こう!!」
といわれれば、どこにでも着いて行ったし、課長と一緒にいる時間がとても大事だった。
当時彼氏がいたにもかかわらず、明るく、バリバリに仕事をこなし、少し強引な彼の事が大好きだった。
土日の休日がとても嫌で、毎日仕事に行く事が大好きだった。
もちろん、課長に会う為。
課長が仕事で外出して、会社に戻ってこない日なんて、会社にいてもおもしろくなかった。
課長のお母様は、長い入院生活、お父様は2年前に他界。
課長は一人暮らし同然だった。
食事の栄養を心配してみたり、体の事を心配してみたり・・・。
行動派?の私は、「好き」とまでは言わないものの、社内の人全員がわかる程のアピールをしていた。
課長もそれをわかっていただろうし、課長も自分にとても好感を持ってくれていた・・と思っていた。
しかし、ある日突然、同期のちーちゃんに
「私たち付き合っているの」
と告白された。
ちーちゃんは私の課長への気持ちを知っていた。
そして課長も私の気持ちを知っていると思っていたし、
「社内恋愛はしない」
と言っていた課長の言葉を信じていた私は、かなりのショックだった。
もし、社内恋愛をするんだったら、私とだと思い込んでいたからだ。
しかも、自分の中には、「結婚退職までの道のり」というあらすじまでができていた。
私の気持ちを知っている二人。
私の近い存在だった2人が付き合っている。
私は2人に騙されたような気持ちだった。
まだまだ子供だった私は、それから、ちーちゃんと言葉を交わすことがなくなった。
課長とも、言葉を交わすこともなくなった。
そして、毎日悔しくて、悔しくて、泣いて眠れない夜を過ごした。
ちょうどその頃、出向の話が出て、私は逃げるように、出向先へ行った。
それから、2人は1年もしないうちに結婚が決まり、ちーちゃんは私の思い描いていた、「結婚退職」そして今現在。
課長とちーちゃんの間には、2人のかわいい女の子がいる。
2人が結婚して、また私は課長と仕事をするようになったのだけど、その後は今のような状態。
もちろん、奥さんのちーちゃんよりも私の方が、課長といる時間も長いし、きっとこの10年あまりの間に、ちーちゃんは、はらはらした事も、やきもきした事も、何度もあるに違いない。
仕事上の意見の相違で喧嘩することもあるし、いままで日記にも書いたように、馬鹿な事もやる。
仕事上の相談や、課長一人でかかえきれない大きな話は私に話してくれる。
今は、愛とか恋とかをはるかに超えた存在。
親族に近いだろうなぁ。
多分前にも書いたと思うけど、私は、この人と結婚しなくて良かったと思う。
いろんな仕事を経験できたし、仕事や人に対する考えた方が、あの頃に比べたらはるかに大人になれた。
それに、専業主婦のガラでもないし(笑)
そう思いながら、あの悔しくて眠れなかった夜の事を思いだしたのでした。
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