「大統領のひと言で戦争に行かなくちゃいけないなんて・・・」

との言葉に、

「自分で志願して兵隊になってるんだからねぇー。当たり前でしょ」

と、言葉が返ってきた。

上手くは言えないけれど、戦争がしたくて兵隊になったんじゃないと思うな。

平和を愛しているから、自分の家族や自分の国を守る為なんだと思う。

決して、自分から望んで戦いなんてしたくないよ。

国同士とかじゃなくって、人と人の痴話喧嘩レベルだけでとどめておけないんだよなぁ〜。

なんて考えた朝。
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家の父は戦争孤児です。

終戦後、朝鮮から死に物狂いで兄弟で帰ってきたそうです。

子供の頃、終戦記念日になると、父は目に涙を溜め、その話をしてくれた。

船に乗るまで、船に乗ってから、そして帰って来てからの親戚の家での肩身の狭い生活。

兄弟一緒に生活できなかった、子供時代。

いつもお腹を空かし、食べたい物も食べれなかったそうです。


親戚の家で厄介者扱いを受けて、使用人同然の生活をしてきた、思春期。

親がいない、貧乏という事で、自分の行きたかった美大へ進むことを諦めた青年時代。
そして今。


父は私たちに決して自分のような不憫な思いはさせたくないと、大事に私や姉を育ててくれた。

実際、本当に大事に育てられてきたんだなぁと思う。

父は今でも白いあったかい御飯を食べる時、涙を流す。

自然に出てきてしまうと言う。


そんな父が今の世界情勢をどんな気持ちで見ているんだろうと、思った。

人の命を争い事なんかで無くしちゃダメなんだ。

他に解決方法はないのだろうか?

そして、私は戦争が起きないように願うしかできない。

そして自分が母親になった時にも、この父の話を子供に話してあげたいと思う。



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