姪っ子から

「せんそうってなに?」

と聞かれた。

6歳の彼女にその意味を教えていいものか?いろいろと悩んだ結果

「大人の偉い人たちが、喧嘩をしているの。」

そうとしか、答えられなかった。

「じゃぁ、ひーちゃんとあっちゃんがけんかしてもせんそう?」

「うーん。それはちがうような。でも、そうなのかもねぇ」

「けんかしちゃダメよねー。なんでけんかしちゃうんだろう?」

「ひーちゃんは、なんであっちゃんと喧嘩するの?」

「だって、ひーちゃんがダメって言ったことをあっちゃんがするんだもん」

「そうかー。そんな時は、喧嘩じゃなくって、だめよーって教えてあげなきゃ」

「それでも、あっちゃん聞かないよぅ」

「だから、喧嘩になっちゃうの?」

「うん。あっちゃんがひーちゃんに向かってくる」

「ひーちゃんは、おねーちゃんだから、あっちゃんがわかるまで、教えてあげなきゃダメだよ」

「うん。だけど、あっちゃん聞いてくれないよ。でもけんかはダメよねー?」

「ダメよ。」

「偉い人に、ダメよーって教えてあげる人はいないの?」

「うーん。きっと教えてあげてる人は沢山いるんだろうけど、偉い人は、あっちゃんみたいに、わかんないんだろうねー。」

「大人なのにダメねぇー」


こんな会話が繰り広げられました。


その後、ひーちゃんが、あっちゃん(2歳)に言い聞かせている姿を見ました。

「あっちゃん、ねーねーがダメって言ったでしょ?だから、これはダメなの。」

「いやーーーーーーーーーー(泣)」

でも、ひーちゃんは私と話した事を思い出したのか、「ぐっ」っと我慢して、あっちゃんを攻撃することはありませんでした。

その姿がいじらしく、かわいらしく、なんだかうるうるしてしまいました。

こんな、小さい子供だって、言いたいことも言わずに我慢できるんです。

大人の私たちに出来ないわけがない。

お互いの怒りの感情を、1回づつ表に出さなければ、その喧嘩はおしまいになってしまわないのでしょうか?

とっても安易な考えかもしれないのですが・・・。

大人なんだから、自分に降りかかってきているものを、振り払う、反撃するだけじゃなく、他にも解決方法はあると思います。

たまには、当事者としてではなく、外からそれを見ると、自分が滑稽に見えたりすることもありますよ。


そんな風に考える、るるさんは世界平和を願っています。

だって、平和な老後を迎えたいもの♪ ← お馬鹿

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