学生時代のアルバイト その3 〜生乳だよ生乳!!〜
2002年7月21日アルバイトネタももうそろそろ終盤になってまいりました(笑)
今回が最終回です。
ということで、一挙に2つのアルバイトのお話(笑)
<<交通量調査のバイト>>
前回、ガソリンスタンドでのお話は書きましたが、ガソリンスタンドでバイトをしているときに、たまに、不定期にしていたバイトがもうひとつあります。
それが、交通量調査のアルバイトです。
最近は見かけなくなりましたが、交差点なんかでカウンターを手に持ち、椅子に腰掛けて、時間帯に分けてどんな種類の車が何台通るかを数える仕事です。
朝の7時〜19時までの12時間で8000円。
当時としては、かなり割のいいバイトです。
朝6時半に、指定の場所に集合して、割り振りを決められて、椅子とカウンターと人間が調査場所で下ろされる。
例のごとく、
「なーんだ、カウンターカシャカシャしてればいいじゃん」
と、仕事をなめておりました。
しかーし、季節は冬。
風はビュービュー吹いて寒いし、埃っぽいし、トイレは近くに無いし、そりゃそりゃ大変でした。
短大の友達と参加したのですが、
「鼻の穴が絶対黒くなって、膀胱炎になるね」
などと、話ながら頑張ったバイトです。
その後もらった、8000円の重かったこと!
「2度とやるか!こんなバイト」
といいつつ、日々遊ぶお金に困っていた私は、日払いの割のいいバイトという条件に負けて、学生時代に3回ほどやりました(笑)
<<婦人下着売り場のバイト>>
ガソリンスタンドを止めて、就職も早々と内定が決まった私は、毎日が暇でしょうがなかった。
短大ではあるものの、某大学の姉妹校である短大は2年から、4年大学への編入が可能だった。
本来私も、それが目的で入った学校だったのだけど、九州の田舎から、東京に出て行く勇気がいまいちなくって、簡単に就職を決めてしまった。
周りの友達は、編入試験の勉強や就職活動で遊ぶどころではなかった。
もちろん、卒論なんて物もなし!
こんなんだったら、かーさまの反対を押し切ってでも、ガソリンスタンドのバイトを続けておけばよかったなーなどと思っていたのです。
そんな時、高校を卒業して、某百貨店へ就職した”くーちゃん”から電話があった。
「ねー。売り場のメーカーさんが、バイト探しよるっちゃけど、バイトせん?」
なんとありがたい話!くーちゃんありがとう!!
しかも時給がめちゃめちゃいい。
ガソリンススタンド時代は530円だったけれど、650円と言う。
それに、冷暖房完備だし(笑)
私は、二つ返事で即OKした。
「ん?まてよ。くーちゃんって今、何売り場で働いてたっけ??」
と、自分はいったい何の売り子さんになるのかも、全く知らずに、約束の日時に百貨店へ行った。
「るるー。こっちで契約して!」
とくーちゃん。
私は、契約社員として契約を済ませ、売り場へ案内された。
「え゛え゛え゛!しーたーぎーーーーーーー」
「あれ?言わんやったっけ?」
「今聞きました。(笑)下着ってさー試着とかもするよねー。」
「当たり前やん!ちゃんと、お客様に正しく下着を身に着ける指導もせんなんよ」
「え゛え゛!お客さんの生乳もさわらなんとーーー」
「当たり前やん。触り放題(笑)」
「いやーーーーーーーーー(涙)」
「なん、いいよると。あんた、今契約したやん」
「詐欺だーーーーーーー」
「あほいいなさんな。あんた、契約書読まんで契約したろー?」
「うん。」
「だいたいは、売り場の社員がフォローするけん、大丈夫。でもさー、とりあえずは指導の仕方は教えるけん」
と、私とくーちゃんは二人で更衣室に入り、乳ぱっどのはめ方の練習。
なんだか、友達とはいえ、異様な雰囲気で、こっぱずかしかったです。
そして、売り場へ・・・。
とりあえずは、接客を覚えるまでと、私はエスカレーター横の安売りワゴンのポジションを与えられた。
ワゴンに山積みにされている、パジャマやアンダーウエア(ばばシャツやガードル、パンツ等)を売り、お買い上げいただいた場合は私が商品を持ちお金を持ってレジまで走り清算するのだ。
しかも、レジまで一番遠いポジション(泣)
でも、生乳さわるよりはましだと思い、1日に何往復もした。
それに、立ちっぱなしだし(泣)
商品の説明したり(かなり適当)。
いかにも、私は十分健康で、殺しても死にそうにないような、ふとっちょのおばさんが
「私って敏感肌だから、綿100%じゃないとだめなのよー」
といわれ、綿100%の商品をワゴンの中から、見つけ出せといわれて、必死に探し、
「あっ、やっぱいいわ。いらない。」
などと言われたり(怒)
「ねーちゃんは、パンツのサイズいくつ?L?じゃあ私はMでいいわねー」
とはるかに私よりも、尻のサイズが2倍はあろうかというおばちゃんがMサイズのパンツを買っていったり・・・。
そして、エスカレータの横から、普通の売り場へと昇格したころ・・・・・
「わたしぃー、サイズがなかなかないよのねー。おねーさん、いいのないかしら?」
と声をかけられてお客様の顔をスマイルで見ると
「あんたの下着はここじゃなくって、もう一階上にの紳士肌着コーナーだろーがっ!」
といいたくなるような、おじさんが女装した人が下着を買いにきたり・・。
ふつうの格好をしたサラリーマンが、じーっと見ていたかと思うと、ひらひらレースが付いたパンティーの局部をなでなでしてたり・・・。
高校せいくらいの男の子が
「Tバックください!」
と大きな声で買いにきたり(笑)
毎日、退屈はしませんでした。
そして、ホワイトデーも近いある日・・・・・
一人の中年のおっちゃんがきょろきょろしながら売り場を歩いています。
「お客様、お探し物ですか?」
と声をかけると、そのおじさんは北海道から出張で出てきたのだけれど、お土産とホワイトデーのお返しを一緒にしたいとか。
私は心の中では、
「下着なんかなら、地元でも買えるだろーに。それに、お土産とお返しに、下着なんて、エロじじぃ!」
と思いながらも、いたって顔はスマイルで対応。
ちょうどその日、メーカーの営業さんが私のところに来て、
「この、ホワイトデー用のショーツのセットがいまいち出てないんだよねー。これを重点的に売って。1セットに付き500円ボーナスだすからさぁー」
と言われたばっかりだった。
5000円のシルクのショーツのセットなんて、誰が買うかー!(怒)と思っていたのだけれども、これはいいチャーンス!
特に、出張や旅行者は財布の紐がゆるい・・・。
しめしめと思い、
「こっちはあったかいねー。北海道はまだ、しばれるよ」
といっている、おっちゃんに、
「お土産とご一緒でしたら、このくらいがよろしいのではないでしょうか?」
ととびっきりの笑顔で、5000円のセットを勧める。
「それはたかいよー」
といっているおっちゃんに
「プレゼントされる女性は、おいくつぐらいですか?」
「下着を送るってことは、特別な方なのでしょう。」
「奥様ですか。相手のかたは?あら?違うのですね。お客様おモテになるでしょう?素敵ですから。」
「いいですねー。私も、こんなショーツのセット誰がに買ってもらいたいですよー」
などと、一方的にまくしたて、3セットを買わせた(笑)
しめて15000円。
後日メーカーの営業さんのポケットマネーより1500円を勝ち取りました(笑)
そんなこんなで、お客さんの生乳も触ることなく、契約が終了しました。
終了したとき営業さんに
「よくやってくれたよー。おかげで成績がよくってさー。よかったら、もう一回契約しない?なんなら、契約じゃなくって、社員として」
とお誘いも受けましたが、すでに、今の会社に決まっていたわたしは、
「就職先がつぶれるか、私がクビになったときはお願いします(笑)」
とお断りした。
そして、社会人として働き初めました。
それから、2.3年はホワイトデー近くになると、土日だけでいいから、アルバイトに来てくれと言う、メーカーさんのラブコールに答えて、趣味で売り子さんやってました(笑)
今、考えてみると、私って本当に営業肌なんでしょうねー。
うふふ♪
今回が最終回です。
ということで、一挙に2つのアルバイトのお話(笑)
<<交通量調査のバイト>>
前回、ガソリンスタンドでのお話は書きましたが、ガソリンスタンドでバイトをしているときに、たまに、不定期にしていたバイトがもうひとつあります。
それが、交通量調査のアルバイトです。
最近は見かけなくなりましたが、交差点なんかでカウンターを手に持ち、椅子に腰掛けて、時間帯に分けてどんな種類の車が何台通るかを数える仕事です。
朝の7時〜19時までの12時間で8000円。
当時としては、かなり割のいいバイトです。
朝6時半に、指定の場所に集合して、割り振りを決められて、椅子とカウンターと人間が調査場所で下ろされる。
例のごとく、
「なーんだ、カウンターカシャカシャしてればいいじゃん」
と、仕事をなめておりました。
しかーし、季節は冬。
風はビュービュー吹いて寒いし、埃っぽいし、トイレは近くに無いし、そりゃそりゃ大変でした。
短大の友達と参加したのですが、
「鼻の穴が絶対黒くなって、膀胱炎になるね」
などと、話ながら頑張ったバイトです。
その後もらった、8000円の重かったこと!
「2度とやるか!こんなバイト」
といいつつ、日々遊ぶお金に困っていた私は、日払いの割のいいバイトという条件に負けて、学生時代に3回ほどやりました(笑)
<<婦人下着売り場のバイト>>
ガソリンスタンドを止めて、就職も早々と内定が決まった私は、毎日が暇でしょうがなかった。
短大ではあるものの、某大学の姉妹校である短大は2年から、4年大学への編入が可能だった。
本来私も、それが目的で入った学校だったのだけど、九州の田舎から、東京に出て行く勇気がいまいちなくって、簡単に就職を決めてしまった。
周りの友達は、編入試験の勉強や就職活動で遊ぶどころではなかった。
もちろん、卒論なんて物もなし!
こんなんだったら、かーさまの反対を押し切ってでも、ガソリンスタンドのバイトを続けておけばよかったなーなどと思っていたのです。
そんな時、高校を卒業して、某百貨店へ就職した”くーちゃん”から電話があった。
「ねー。売り場のメーカーさんが、バイト探しよるっちゃけど、バイトせん?」
なんとありがたい話!くーちゃんありがとう!!
しかも時給がめちゃめちゃいい。
ガソリンススタンド時代は530円だったけれど、650円と言う。
それに、冷暖房完備だし(笑)
私は、二つ返事で即OKした。
「ん?まてよ。くーちゃんって今、何売り場で働いてたっけ??」
と、自分はいったい何の売り子さんになるのかも、全く知らずに、約束の日時に百貨店へ行った。
「るるー。こっちで契約して!」
とくーちゃん。
私は、契約社員として契約を済ませ、売り場へ案内された。
「え゛え゛え゛!しーたーぎーーーーーーー」
「あれ?言わんやったっけ?」
「今聞きました。(笑)下着ってさー試着とかもするよねー。」
「当たり前やん!ちゃんと、お客様に正しく下着を身に着ける指導もせんなんよ」
「え゛え゛!お客さんの生乳もさわらなんとーーー」
「当たり前やん。触り放題(笑)」
「いやーーーーーーーーー(涙)」
「なん、いいよると。あんた、今契約したやん」
「詐欺だーーーーーーー」
「あほいいなさんな。あんた、契約書読まんで契約したろー?」
「うん。」
「だいたいは、売り場の社員がフォローするけん、大丈夫。でもさー、とりあえずは指導の仕方は教えるけん」
と、私とくーちゃんは二人で更衣室に入り、乳ぱっどのはめ方の練習。
なんだか、友達とはいえ、異様な雰囲気で、こっぱずかしかったです。
そして、売り場へ・・・。
とりあえずは、接客を覚えるまでと、私はエスカレーター横の安売りワゴンのポジションを与えられた。
ワゴンに山積みにされている、パジャマやアンダーウエア(ばばシャツやガードル、パンツ等)を売り、お買い上げいただいた場合は私が商品を持ちお金を持ってレジまで走り清算するのだ。
しかも、レジまで一番遠いポジション(泣)
でも、生乳さわるよりはましだと思い、1日に何往復もした。
それに、立ちっぱなしだし(泣)
商品の説明したり(かなり適当)。
いかにも、私は十分健康で、殺しても死にそうにないような、ふとっちょのおばさんが
「私って敏感肌だから、綿100%じゃないとだめなのよー」
といわれ、綿100%の商品をワゴンの中から、見つけ出せといわれて、必死に探し、
「あっ、やっぱいいわ。いらない。」
などと言われたり(怒)
「ねーちゃんは、パンツのサイズいくつ?L?じゃあ私はMでいいわねー」
とはるかに私よりも、尻のサイズが2倍はあろうかというおばちゃんがMサイズのパンツを買っていったり・・・。
そして、エスカレータの横から、普通の売り場へと昇格したころ・・・・・
「わたしぃー、サイズがなかなかないよのねー。おねーさん、いいのないかしら?」
と声をかけられてお客様の顔をスマイルで見ると
「あんたの下着はここじゃなくって、もう一階上にの紳士肌着コーナーだろーがっ!」
といいたくなるような、おじさんが女装した人が下着を買いにきたり・・。
ふつうの格好をしたサラリーマンが、じーっと見ていたかと思うと、ひらひらレースが付いたパンティーの局部をなでなでしてたり・・・。
高校せいくらいの男の子が
「Tバックください!」
と大きな声で買いにきたり(笑)
毎日、退屈はしませんでした。
そして、ホワイトデーも近いある日・・・・・
一人の中年のおっちゃんがきょろきょろしながら売り場を歩いています。
「お客様、お探し物ですか?」
と声をかけると、そのおじさんは北海道から出張で出てきたのだけれど、お土産とホワイトデーのお返しを一緒にしたいとか。
私は心の中では、
「下着なんかなら、地元でも買えるだろーに。それに、お土産とお返しに、下着なんて、エロじじぃ!」
と思いながらも、いたって顔はスマイルで対応。
ちょうどその日、メーカーの営業さんが私のところに来て、
「この、ホワイトデー用のショーツのセットがいまいち出てないんだよねー。これを重点的に売って。1セットに付き500円ボーナスだすからさぁー」
と言われたばっかりだった。
5000円のシルクのショーツのセットなんて、誰が買うかー!(怒)と思っていたのだけれども、これはいいチャーンス!
特に、出張や旅行者は財布の紐がゆるい・・・。
しめしめと思い、
「こっちはあったかいねー。北海道はまだ、しばれるよ」
といっている、おっちゃんに、
「お土産とご一緒でしたら、このくらいがよろしいのではないでしょうか?」
ととびっきりの笑顔で、5000円のセットを勧める。
「それはたかいよー」
といっているおっちゃんに
「プレゼントされる女性は、おいくつぐらいですか?」
「下着を送るってことは、特別な方なのでしょう。」
「奥様ですか。相手のかたは?あら?違うのですね。お客様おモテになるでしょう?素敵ですから。」
「いいですねー。私も、こんなショーツのセット誰がに買ってもらいたいですよー」
などと、一方的にまくしたて、3セットを買わせた(笑)
しめて15000円。
後日メーカーの営業さんのポケットマネーより1500円を勝ち取りました(笑)
そんなこんなで、お客さんの生乳も触ることなく、契約が終了しました。
終了したとき営業さんに
「よくやってくれたよー。おかげで成績がよくってさー。よかったら、もう一回契約しない?なんなら、契約じゃなくって、社員として」
とお誘いも受けましたが、すでに、今の会社に決まっていたわたしは、
「就職先がつぶれるか、私がクビになったときはお願いします(笑)」
とお断りした。
そして、社会人として働き初めました。
それから、2.3年はホワイトデー近くになると、土日だけでいいから、アルバイトに来てくれと言う、メーカーさんのラブコールに答えて、趣味で売り子さんやってました(笑)
今、考えてみると、私って本当に営業肌なんでしょうねー。
うふふ♪
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