姪っ子”ひーちゃん”の秘やかな野望
2002年2月22日私には5歳年上の姉がいる。
そしてその姉には、二人の子供(1歳9ヶ月の男の子と5歳7ヶ月の女の子)がいる。
そう、私はその子たちの世間一般で言うおばちゃんなのである。
がしかし、花の独身♪の私をおばちゃんなどと呼ばせるわけない。
わたしは、二人にとって「あーちゃん」なのである^^
姪っ子「ひーちゃん」が生まれたときは、かわいくて、かわいくて、かわいくて、毎日姉のアパートまで、通った。
まだ、
「まんま」
としか言えないある日、冗談で
「ひーちゃんこのひとだ〜れだ」
と聞いてみた
「あ・たん」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
感動!!まだ「パパ」も言えないのに・・・・
今言ったよね?あーちゃんって言ったよね?
すげー嬉しかった。おば馬鹿と言われるかもしれないが、世界中の子供のなかで、ひーちゃんが一番かわいいと思った瞬間である^^
そのひーちゃんが、姉の出産の為に1ヶ月姉と一緒に里帰りしてきたのが、1年と9ヶ月前のこと・・・。
当時、あともうちょっとで4歳になろうとしている頃。
私が休みの日はいつでも何処でもついて来たがる。
たとえそれがトイレであろうと
「あーちゃん何処行くのぉ」
と付いてくる。まぁしょうがないと言えばしょうがない。
大好きなママは自分の後から生まれてきた弟の世話を焼くので精一杯だったから。
誰かに甘えたくてしょうがない。
私は、できるだけ、出かける時はひーちゃんを連れて出かけた。
デートにも連れてった。
ある日の夕飯の時の事・・・・。
「ひーちゃんもびーゆのみたい」
と晩酌してる私の隣で、彼女はこう言った。
「泡だけぇ。泡だけぇ。」
私も昔、父のビールの泡が欲しくてそんな風に言ってたなぁなどと思い、コップを彼女に渡す。
「ごくごくごく」
おいっ!まて!約束は泡だけでは・・・・
。
「こらっ。泡だけでしょ。子供が飲んだらバカになるからもうおしまい」
「あーちゃんバカになった?」
「きぃぃぃぃぃぃぃぃ。違う!あーちゃんは大人だからバカにはならないのっ!」
「ふぅん」
しかし、ここであきらめるわけがない。
暫らくするとまた
「泡だけぇ。泡だけぇ。」
と言ってくる。
「ひーちゃんは言うこときかないから、もうあげない」
今度は父に御願いする。
「おー・ぱぱ、泡だけちょうらい」
父は甘い。孫のにはメッチャ甘い。いつもはヤ○ザのようなこわおもても、孫の前では違う・・・。
「泡だけだぞー」
「ごくごくごく」
「あー。おとーさん。だめ、だめ、飲んでるよ!」
「もう、おしまいにしなさい!」
見かねた姉がひーちゃんを叱る。
「いやー。ビーゆのむー。いっぱいのむー。」
といって泣き出してしまった。
サイレンのように泣く。叫ぶ。
生まれたばかりの甥っ子がつられて泣き出す・・・。
しょうがなく、外へ連れ出す。
いろいろとおもしろい顔をしたり、なぐさめの言葉をかけるが、
「びぃぃぃぃぃゆぅぅぅぅぅぅ」
「のぉぉぉぉぉむぅぅぅぅぅぅ」
と、泣きやまない。
あまりのうるささに、近所のおばちゃんまでが、外にでてきて、
「あーらぁ。ひとみちゃん、おばちゃんに怒られたぁ?」
といいだす始末・・。
それでも、
「びぃぃぃぃぃゆぅぅぅぅぅぅ、いっぱいのみたいーーーーーーー」
と泣き叫ぶ。
暫らくすると、彼女も泣き疲れて大人しくなった。
そして、その夜、一緒にお風呂に入っているときのこと。
話題は大きくなったらなんになる?だった。
「ひーちゃんは、大きくなったら何になりたい?」
私が聞くと
「おっちくなって、おゆびをあかくきらきらにちて、あちゃま(頭)もクルクルパ〜にちて、たばこちゅって、びーゆいっぱいのむ!」
ん?????確かそんな人が何処か身近にいたような・・・・。
んんんん???????
あたしだ・・・・・。
私の自堕落な生活は4歳にもならない、ひーちゃんの目にも、やっぱり自堕落に写っていた。
とほほと思った。
他の大人にはだまってよーっと思った。
いつか忘れるさぁ・・・。
後日、姉に私が叱られた・・
「あんたのせいさぁ。あんたみたいな大人がそばにいるから。うぅぅぅぅ。」
保育園でも同じことを言ったらしい・・・
だって、私がそう言えって言ったわけじゃないも〜ん。
最近それを思い出して、ひとみに同じ質問をした。
「うーんとねぇ。ひーちゃんは、ケーキ屋さんになりたい。」
ほっ。もう、忘れてやがるなぁ。よかった、よかったと思っていたら、
「それとねぇ、あーちゃんみたいに、つめをピンクにして、たばこすって、びーるいっぱいのむひとになりたぁい」
と笑顔で答えられた・・・・。
しかも、今度は「あーちゃんみたいに」
と固有名詞が入っていた・・・。
「・・・・・・・・」
「それ、誰にもいっちゃダメよ。ママに怒られちゃうから」
とりあえず口止めした。
「うん、あーちゃんと、ひーちゃんのひみつねぇ」
いったいどんな大人になるのやら・・・。
しかも、私の彼氏たかちゃんと結婚する気でいるらしい・・・。
私はたかちゃんを、ひとみと取りあいッこする日がくのだろうか?
若さには負けるなぁ〜とのんきに考えたのでした(爆)
そしてその姉には、二人の子供(1歳9ヶ月の男の子と5歳7ヶ月の女の子)がいる。
そう、私はその子たちの世間一般で言うおばちゃんなのである。
がしかし、花の独身♪の私をおばちゃんなどと呼ばせるわけない。
わたしは、二人にとって「あーちゃん」なのである^^
姪っ子「ひーちゃん」が生まれたときは、かわいくて、かわいくて、かわいくて、毎日姉のアパートまで、通った。
まだ、
「まんま」
としか言えないある日、冗談で
「ひーちゃんこのひとだ〜れだ」
と聞いてみた
「あ・たん」
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
感動!!まだ「パパ」も言えないのに・・・・
今言ったよね?あーちゃんって言ったよね?
すげー嬉しかった。おば馬鹿と言われるかもしれないが、世界中の子供のなかで、ひーちゃんが一番かわいいと思った瞬間である^^
そのひーちゃんが、姉の出産の為に1ヶ月姉と一緒に里帰りしてきたのが、1年と9ヶ月前のこと・・・。
当時、あともうちょっとで4歳になろうとしている頃。
私が休みの日はいつでも何処でもついて来たがる。
たとえそれがトイレであろうと
「あーちゃん何処行くのぉ」
と付いてくる。まぁしょうがないと言えばしょうがない。
大好きなママは自分の後から生まれてきた弟の世話を焼くので精一杯だったから。
誰かに甘えたくてしょうがない。
私は、できるだけ、出かける時はひーちゃんを連れて出かけた。
デートにも連れてった。
ある日の夕飯の時の事・・・・。
「ひーちゃんもびーゆのみたい」
と晩酌してる私の隣で、彼女はこう言った。
「泡だけぇ。泡だけぇ。」
私も昔、父のビールの泡が欲しくてそんな風に言ってたなぁなどと思い、コップを彼女に渡す。
「ごくごくごく」
おいっ!まて!約束は泡だけでは・・・・
。
「こらっ。泡だけでしょ。子供が飲んだらバカになるからもうおしまい」
「あーちゃんバカになった?」
「きぃぃぃぃぃぃぃぃ。違う!あーちゃんは大人だからバカにはならないのっ!」
「ふぅん」
しかし、ここであきらめるわけがない。
暫らくするとまた
「泡だけぇ。泡だけぇ。」
と言ってくる。
「ひーちゃんは言うこときかないから、もうあげない」
今度は父に御願いする。
「おー・ぱぱ、泡だけちょうらい」
父は甘い。孫のにはメッチャ甘い。いつもはヤ○ザのようなこわおもても、孫の前では違う・・・。
「泡だけだぞー」
「ごくごくごく」
「あー。おとーさん。だめ、だめ、飲んでるよ!」
「もう、おしまいにしなさい!」
見かねた姉がひーちゃんを叱る。
「いやー。ビーゆのむー。いっぱいのむー。」
といって泣き出してしまった。
サイレンのように泣く。叫ぶ。
生まれたばかりの甥っ子がつられて泣き出す・・・。
しょうがなく、外へ連れ出す。
いろいろとおもしろい顔をしたり、なぐさめの言葉をかけるが、
「びぃぃぃぃぃゆぅぅぅぅぅぅ」
「のぉぉぉぉぉむぅぅぅぅぅぅ」
と、泣きやまない。
あまりのうるささに、近所のおばちゃんまでが、外にでてきて、
「あーらぁ。ひとみちゃん、おばちゃんに怒られたぁ?」
といいだす始末・・。
それでも、
「びぃぃぃぃぃゆぅぅぅぅぅぅ、いっぱいのみたいーーーーーーー」
と泣き叫ぶ。
暫らくすると、彼女も泣き疲れて大人しくなった。
そして、その夜、一緒にお風呂に入っているときのこと。
話題は大きくなったらなんになる?だった。
「ひーちゃんは、大きくなったら何になりたい?」
私が聞くと
「おっちくなって、おゆびをあかくきらきらにちて、あちゃま(頭)もクルクルパ〜にちて、たばこちゅって、びーゆいっぱいのむ!」
ん?????確かそんな人が何処か身近にいたような・・・・。
んんんん???????
あたしだ・・・・・。
私の自堕落な生活は4歳にもならない、ひーちゃんの目にも、やっぱり自堕落に写っていた。
とほほと思った。
他の大人にはだまってよーっと思った。
いつか忘れるさぁ・・・。
後日、姉に私が叱られた・・
「あんたのせいさぁ。あんたみたいな大人がそばにいるから。うぅぅぅぅ。」
保育園でも同じことを言ったらしい・・・
だって、私がそう言えって言ったわけじゃないも〜ん。
最近それを思い出して、ひとみに同じ質問をした。
「うーんとねぇ。ひーちゃんは、ケーキ屋さんになりたい。」
ほっ。もう、忘れてやがるなぁ。よかった、よかったと思っていたら、
「それとねぇ、あーちゃんみたいに、つめをピンクにして、たばこすって、びーるいっぱいのむひとになりたぁい」
と笑顔で答えられた・・・・。
しかも、今度は「あーちゃんみたいに」
と固有名詞が入っていた・・・。
「・・・・・・・・」
「それ、誰にもいっちゃダメよ。ママに怒られちゃうから」
とりあえず口止めした。
「うん、あーちゃんと、ひーちゃんのひみつねぇ」
いったいどんな大人になるのやら・・・。
しかも、私の彼氏たかちゃんと結婚する気でいるらしい・・・。
私はたかちゃんを、ひとみと取りあいッこする日がくのだろうか?
若さには負けるなぁ〜とのんきに考えたのでした(爆)
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